Unity は、公式 Web サイトからダウンロードとインストールを行うことができます。http://unity3d.com/download
インストーラーは Download Assistant を使い、細かい指示にしたがってインストールを行います。(Torrent の使用や 各バージョンをまとめてインストールしたい場合は、Torrent Download 以下の項目を参照してください)
Unity 5.0 以降からは、Unity Download Assistant が搭載されています。これは 1MB ほどの小さな実行ファイルで、ダウンロードとインストールしたい Unity のコンポーネントを選択するものです。 インストールするべきコンポーネントが分からない場合は、初期設定のままでも Unity はインストールできるので、そのまま Continue をクリックします。
Windows では Microsoft Visual Studio Community 2015 の項目があります。
Download Assistant を使用せずに、個別にすべてのコンポーネントをダウンロードする方法も提供しています。コンポーネントは、ただの一般的なパッケージとインストーラー実行プログラムであるため、こちらがより簡単かもしれません。また、企業や組織で Unity を使用する場合を想定して、自動化のためにコマンドライン経由でインストールする方法も提供しています。
Unity Editor その他のコンポーネントをコマンドラインからウィンドウズにインストールする場合、下記のオプションが使用可能です。インストーラーのコマンドライン引数では大文字と小文字が区別されることにご注意ください。
/S | サイレントインストール(質問なしのインストール)が実行されます。 |
/D=PATH | デフォルトのインストールディレクトリーが設定されます。サイレントインストールと組み合わせると便利です。デフォルトのフォルダーは、C:\Program Files (x86)\Unity\ (32-bit) または C:\Program Files\Unity\ (64-bit) です。 |
例:
UnitySetup64.exe /S /D=E:\Development\Unity
Unity を E:\Development\Unity にサイレントインストールします。これが Unity インストールの基底になります。この場合、Unity エディター実行ファイルは E:\Development\Unity\Editor\Unity.exe. にインストールされます。“/D” 引数は、パスにスペースが含まれている場合でも引用符なしで最後に置かれている必要があります。
サイレントアンインストールは下記の手順で行うことができます。
Uninstall.exe /S
を実行します。例)コマンドラインやスクリプトから。注:この手順自体はすぐに終わりますが、実際にファイルが削除されるのには数秒かかります。これは、アンインストーラーがそれ自体を削除できるようにするために一時的な場所にコピーされるからです。また、作業ディレクトリは Unity をインストールした場所の中には入れないようにしてください。中に入っているとフォルダーが削除できなくなってしまいます。
webplayer をサイレントインストールします(インストールフォルダーを指定するオプションはありません):
UnityWebPlayer.exe /S
Standard Assets をサイレントインストールします。フォルダーを指定する場合は、Unity の “root” フォルダー(Unity.exe のインストールされたフォルダーではなく Editor フォルダーの入ったフォルダー)を使用してください。
UnityStandardAssetsSetup.exe /S /D=E:\Development\Unity
Example Project をサイレントインストールします。デフォルトのフォルダーは次のとおりです:C:\Users\Public\Documentation\Unity Projects\Standard Assets Example Project
Example Project をサイレントインストールします。デフォルトのフォルダーは次のとおりです:C:\Users\Public\Documentation\Unity Projects\Standard Assets Example Project
UnityExampleProjectSetup.exe /S /D=E:\Development\Unity
個別の Unity インストーラーは、.pkg ファイルとして提供されています。これらは installer
を使用して下記のようにインストールすることができます。
指定のターゲットボリューム内の次のフォルダーにインストールされます: /Applications/Unity
sudo installer [-dumplog] -package Unity.pkg -target /
Mac では Unity Web Player は /Library/Internet Plug-ins/Unity Web Player.plugin
にインストールされます。
sudo installer [-dumplog] -package WebPlayer.pkg -target /
指定ボリューム内の次のフォルダーにインストールされます: /Applications/Unity/Standard Assets
sudo installer [-dumplog] -package StandardAssets.pkg -target /
Example Project をサイレントインストールします。デフォルトのフォルダーは次のとおりです:C:\Users\Public\Documentation\Unity Projects\Standard Assets Example Project
指定ボリューム内の次のフォルダーにインストールされます: /Users/Shared/Unity/Standard-Assets
sudo installer [-dumplog] -package Examples.pkg -target /
BitTorrent クライアント経由で Unity をダウンロードすることもできます。Unity ダウンロード アーカイブ から Torrent のリンクにアクセスしてください。一部のバージョンは Torrent によるダウンロードができません。Torrent でダウンロードできるバージョンの場合は、“Downloads” のドロップダウンメニューにオプションとして表示されます。
同一コンピューター上にいくつでも異なるバージョンの Unity をインストールできます。インストーラーは毎回「Unity」という名前のフォルダーを作成し、同じ名前の既存のフォルダーを上書きします。ただしインストール前に既存のフォルダー名を変更しておけば、両方のバージョンを同一コンピューター上に共存させることができます。Windows上でインストールされたフォルダーには “Unity X.Y.Z[fp]W” の名前が常につけられ、‘f’ はオフィシャルリリース、‘p’ はパッチリリースを指します。
新しいフォルダーの名前は慎重に付けられることをお勧めします。(例えば “Unity4” のように名前の最後にバージョン番号を添えるなど。)また、既存のショートカット、エイリアス、オフラインドキュメントへのリンクはもはや旧バージョンの Unity へは関連付けられていないことにご注意ください。特にオフラインドキュメントについては、このことで混乱を招きやすいかもしれません。もしも特定のオフラインドキュメントに関連付けられていたブラウザのブックマークが突然機能しなくなったら、URL に含まれるフォルダー名が正しいかどうか確認してみてください。